ワーク・ライフバランスというと、「育休制度などの女性支援でしょ」、もしくは「仕事 はほどほどにして、私生活を充実させようってことだよね。」と言われることがあります。
確かにそのような側面もありますが、本来のワーク・ライフバランスとは、「仕事と私生活の相乗効果」のことを言います。
毎日残業続きの社員が、飲み会の日だけは、定時で帰れたということはないでしょうか。
その社員は、飲み会というモチベーションから、おそらく抱えている仕事に優先順位をつけ、明日に回す仕事を決め、他の人に振る仕事を決め、定時に退社を可能にしたのだと思います。
これも私生活から仕事への相乗効果、1つのワーク・ライフバランスと言えます。
また、ワーク・ライフバランスとは、時間が有限であると意識することで、仕事も私生活においても、本当に大事だと思うことに時間をかけ、人生をコントロールして自分の人生を創っていくことなのです。
従業員が私生活を充実させ、また睡眠確保により、心身ともに健康になることで、仕事への意欲(モチベーション)やパフォーマンスが上がり、企業の付加価値や生産性を高めていくことにつながります。
また、長時間労働やパワハラ等による離職やメンタルヘルス休職者が減り、人材が定着します。
今後、団塊の世代が75歳になる数年後には、介護しながら仕事をする従業員が急増します。
また、育児や病気等と仕事を両立する人も合せると、時間に制約がある従業員が大多数になります。
その対応策としてもワーク・ライフバランスは有効であり、まさに「経営戦略」と言えます。
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特定社会保険労務士の倉富玲子です。
経営戦略として、会社も社員もWIN‐WINになる働き方をサポートしています。
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しごととわたし
倉富玲子
(九州:福岡・久留米)
福岡県働き方改革地位時実践事業が始まります!(令和5年7月)
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